突然VR(Virtual Reality)のブログを始めておよそ1ヶ月が経った。
大学教員の仕事というのは、世間一般が思っているほど研究はできない。講義や実習だけでなく、大学を運営するために必要な仕事がいっぱいある。また、研究をするための予算獲得や予算獲得後の打ち合わせ、進捗報告、事後報告などの仕事がたくさんある。それにしてもいろんな仕事があるものだと、自分でもため息をつくくらいである。
それでも研究内容に関しては、自分の自由で決められるところは、とても素晴らしいのではないかと思う。せっかく頑張っても、会社の方針で打ち切りということはない(ただし、予算がなければ、続けることは結構大変ではあるのだけれど)。
ということで、自由な内容として、VRを始めてみた。また、ブログそのものも研究と同化させたいと思っている。もう1つのブログである「環境バイオテクノロジー研究室の講義ファイルと研究アーカイブス」
https://environbiotechnology.blogspot.jp/
では、実験プロトコール(実験の手順や準備する試薬や機器が書いてある説明書)や論文の紹介、研究内容の紹介などを記載している。
現代では情報が溢れすぎているので、「いかにうまく情報を共有するか?」というものが非常に大事である。また、私は私立大学の教員であり、国立大学に比べると、先生一人に対するが学生の数が多い。情報共有を適当にやってしまうと、だれに伝えてだれに伝えていないか分からなくなってしまう。
また、情報を伝達するメディアも多様化しており、メールを主に使う人もいれば、LINEがメインですという人もいる。これも3、4年すれば流行り廃りでガラッと変わってしまう。メディアの多様化も悩ましいところである。
このような観点から、ブログをつかった情報共有をおこなっている。大事な点としては、「ログインなしで、スマホのブラウザで見ることができる」ことである。
ログインするとなると、ログインIDとパスワードなんだっけ・・・と探すところから始まってしまう。こうするともう億劫になって面倒だから見ないとなる。
また、パソコンは、私は一年中PCに向かっているが、若い学生だとパソコンよりもスマホの方が身近である。
ということで、上記のログインなし・スマホでブラウザ検索できる情報共有手段が重要であると考えた。
さらに2つ目のブログを始めて、VRをいかに利用していくかを考えている。
情報共有といっても、文字列ばかりだとうんざりして読み飛ばしてしまう。
こちらは生田キャンパスの食堂の麻婆豆腐で、今回の内容とは全く関係ないが、上記のような「画像」がないと、一瞬で読むのをやめてしまうのが、現代の情報過多の世界ではないかと思う。
そして、画像すらも溢れているので、「動画」そして「VRのように視点を自由にできる画像・動画」が有用なのではないかと考えている。
かなり実験的ではなるのだけれど、研究、そして、教育や大学業務にもVRを導入しようとしている。なんでも境界を作るのではなく、自由に試してみる気楽さが大事なのではないかと考えている。
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